デメリットが多く、使いづらさを感じるNISA

2014年に導入され、配当金や株式投資の利益に通常20%かかる税金が無税になるNISA。

あまり普及していないようです。
それは投資額や年限が決められでいるため、高額資産を運用する富裕層や頻繁に投資を繰り返すトレーダーには向いていないためです。

個人投資家向け制度ですが無税になるというメリットだけでなく、デメリットもあるので充分理解した上での利用が必要です。
最大のデメリットはNISA口座で損出を出して、一般口座で利益を出した場合損益通算をできないということです。

例えばA証券で410万円の利益を出し、B証券で2万円の損出出すと8万円の利益ということで20%の16000円の税金がかかります。
しかし、一方がNISA口座の場合損益通算はできず、税額は2万円ということになります。

また一般口座で損出を出して、
それを一般口座に移動し元の買い入れ価格まで戻すと利益を出したとみなされ課税されます。
一般口座のままなら無税ということになります。

その他デメリットと言えるのは現在1人1口座しか開設できず、金融機関の変更ができないということです。
また対象になる投資は新規購入に限られているため保有している株や社債をNISA口座へ移すことはできません。

1人1口座ですから取り扱う種類が多く、手数料の安い金融機関を選ぶことが大切です。